アメリカン・エキスプレス・カードの特徴

アメリカン・エキスプレス、通称アメックスといえばステータスの高い人気のクレジットカードブランドです。アメックスのクレジットカードを一度は手にしてみたいと思う人も多いと思います。
 
ただし大変種類が多く、どれを選んだらいいか迷うかもしれません。この記事ではアメックスブランドのうち12種類をピックアップして、それぞれの特徴を解説していきます。

アメリカン・エキスプレス・カードの特徴

  • トラベルサービスに強いアメリカン・エキスプレス・カードはトラベルサービスが充実しています。
    • ・マイルへのポイント移行の移行先の航空会社が多く、交換レートがよい。
    • ・H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクでは電話1本で海外・国内の旅行手配を依頼できる。
    • ・空港で利用できるサービスが充実している。
    • ・カードによっては航空便遅延費用補償がついている。
  • カードの利用可能枠がない通常、カードには利用可能枠が設けられていますが、アメリカン・エキスプレス・カードには一律の制限はありません。カード会員の利用・資産状況に応じて随時利用可能枠が設定されます。
  • 貯まるポイントアメリカン・エキスプレス・カードは、クレジットカード支払いで買い物をすると「メンバーシップ・リワード」のポイントが、利用金額100円ごとに1ポイント貯まります。水道光熱費、通信費、新聞購読費、放送料金など、毎月発生する支払いもクレジットカード決済にすることで、ポイントも貯まりやすくなります。
  • お得な貯め方アメリカン・エキスプレス・カードが運営する「ボーナスポイントパートナーズ」では掲載店舗が充実しています。ネットショッピング店舗やホテル情報、レストラン情報など、掲載店舗でのカード利用でポイントが更に貯まります。
  • 貯まったポイントの使い方貯まったポイントはよく使うお店・サービスのポイントに移行できたり、ギフトカードと交換したり、キャッシュバック(ポイントフリーダム)を受けたり、ネットショッピングで使ったりすることができます。ポイントの交換先ポイント移行ANAマイル(2,000ポイント→1,000マイル)
    楽天ポイント(3,000ポイント→1,000ポイント)
    Tポイント(3,000ポイント→1,000ポイント)

    ※メンバーシップ・リワード・プラスに登録の場合
    JALマイル(1,250ポイント→1,000マイル)
    ANAマイル(1,000ポイント→1,000マイル)
    楽天ポイント(3,000ポイント→1,500ポイント)
    Tポイント(3,000ポイント→1,500ポイント)ギフトカード商品券(ヨドバシカメラ、高島屋、百貨店)、Eクーポンなどキャッシュバック1ポイント→0.3円

    ※メンバーシップ・リワード・プラスに登録の場合
    1ポイント→ 0.5~1.0円(利用用途で違う)ネットショッピングマルイウェブチャネル(1ポイント→0.3円)
    ベルメゾンネット(1ポイント→0.3円)

    ※メンバーシップ・リワード・プラスに登録の場合
    マルイウェブチャネル(1ポイント→0.5円)
    ベルメゾンネット(1ポイント→0.5円)
  • メンバーシップ・リワード・プラスメンバーシップ・リワード・プラスに登録する(参加登録費:3,000円)と、ポイントの有効期限が無期限になり、貯まったポイントを提携各社のマイルやポイント移行する際、ポイント換算レートがアップします。

アメックスのクレジットカード12選をご紹介

アメリカン・エキスプレス・カード

 
もっとも基本となるスタンダードのアメックスカードは、通称アメックスグリーンといいます。
 
ローマ兵士の百人隊長のデザインは、アメックスの顔として、よく知られています。
 年会費について

  • ✓年会費13,200円(税込)
  • ✓家族カード6,600円(税込)

 
特典としては、「空港ラウンジ利用」「海外旅行傷害保険」も付いています。
 
海外旅行傷害保険は、最高で5000万円まで補填となっており、飛行機のチケットなどの旅行に関する代金をクレジットカードで支払っておく必要がありますので注意が必要です。
 

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

 
アメックスのゴールドカードは世間の信用も非常に高い1枚です。
 
高い年会費を見てもわかるとおり、ゴールドというより世間一般のプラチナカードに準じる、あるいは同格の機能を有しています。
 年会費について

  • ✓年会費31,900円(税込)
  • ✓家族カード1枚無料
  • ✓家族カード2枚目以降13,200円(税込)

手厚い特典

  • ✓海外旅行傷害保険の補償充実
  • ✓プライオリティ・パスが入手できる
  • ✓ダイニングby招待日和

 
空港の、航空会社の豪華なラウンジに入れるこの会員証が、多くのプラチナカードと同様に、無料で入手できます。
 
国内外29の空港のラウンジを同伴者1名様まで無料で使えるのはいいですね。
 
また、国内外1200箇所以上にある空港VIPラウンジも年2回まで使用ができますので
体験してみたいですね。
※プライオリティ・パス・メンバーシップへの登録が必須です。
 
家族カード会員も、本カード会員と同様にプライオリティ・パスが持てるメリットを併せて考えると、出張の極めて多い人以外はこれで十分でしょう。
 
「ダイニングby招待日和」は、全国200店のレストランで、コースメニューが1名無料となるサービスです。高い年会費を取り戻すのには最適の使いみちです。
 
それから海外旅行傷害保険の補償額もグリーンカードより充実しています。
 
ただし保険のフル適用を受けるためには、グリーンと同様に、旅行代金の事前支払いが必要です。
 
家族特約は、家族カードを持てない18歳未満の子供のために、特に重要な補償です。
 
その他、次のサービスを例として、上級カードにふさわしい多くの特典が付いています。
 
・航空便遅延費用補償(最高2万円)
・国際空港間への手荷物無料宅配サービス
・海外旅行先での日本語サポート

 

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

 
クレジットカードは、個人の生活費を決済するだけのものではありません。
 
法人や個人事業主の経費の決済を主目的とするビジネスカード(法人カード)もあります。アメックスグリーンのビジネスカードがこの、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード。
 
法人代表者、個人事業主とも、同一名称のカードを持てます。
 年会費について

  • ✓年会費13,200円(税込)
  • ✓追加カード1枚6,600円(税込)

 
年会費は事業上、経費にできます。ビジネスカードは経費の集約ができるため、それ自体に価値があります。追加カード発行により、従業員の経費精算も簡単です。
 
ビジネスカードならではのカード特典として、次のものがあります。
 特典

  • ✓帝国データバンク等のデータを使える「ジー・サーチ」年会費無料
  • ✓福利厚生プログラム「クラブオフ」

 
優待豊富なクラブオフが付いているので、追加カードを持つ従業員の福利厚生までカバーできます。
 

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード

 
アメックス法人カードのゴールド版が、このアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカードです。
 年会費について

  • ✓年会費34,100円(税込)
  • ✓追加カード13,200円(税込)

 
【ご入会特典】
-初年度年会費無料*1
-ご入会後1年以内のカードご利用で
30,000ポイント*2獲得可能

*1基本カード会員様のみ初年度年会費が無料になります。
*2メンバーシップ・リワード®のポイントです。
 
個人用アメックスゴールドと同様、多くの特典が付いています。ビジネスグリーンカードの特典にも加え、ビジネスゴールドカードならではの特典は次の通りです。
 特典

  • ✓ビジネス・ダイニング byぐるなび(コンシェルジュが予算に合わせて会食会場を案内)
    • ✓ヘルスケア無料電話相談

 
最強のビジネスパートナーとなる法人カードです。
 

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

 
ANA提携のアメックスが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードです。ANAのマイルを貯めるのに最適の1枚ですが、アメックスらしいサービスは付いていません。
 年会費について

  • ✓年会費7,700円(税込)
  • ✓家族カード2,750円(税込)

 
年会費はアメックスの中では安いものですが、さらに年間6,600円(税込)支払って、「ポイント移行コース」に参加しないと、このカードのマイル獲得機能がフルスペック(カード利用100円につき1マイル)になりません。
 
ですから、ANAマイルを貯めるためには年会費14,300円ということになります。ポイント移行コースに入会すると、移行率がアップするだけでなくポイント有効期間がなくなって便利ですが、工夫すればこの年間費用は安くできます。
 
自分で自動更新を取りやめる手続きが必要なものの、ポイントが失効する手前の3年に1度、移行するときだけポイント移行コースに入る方法も可能です。この場合、ポイント移行コース込みで年会費実質平均9,900円ということになります。これなら、他のスタンダードクラスの航空提携カードをフルスペックで使う場合と比べてそれほど大きな差はありません。
 
ANAグループでの利用の場合、ポイント1.5倍となります。
 

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

 
ANAアメックスの一般カードと違い、ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの場合、年会費が一気に上がります。
 年会費について

  • ✓年会費34,100円(税込)
  • ✓家族カード17,050円(税込)
  • ✓メンバーシップ・リワード・プラス年3,300円(税込)

 
ANAアメックスの一般カードと違い、マイル移行のためにポイント移行コースに入る必要はありません。
ポイントは最初から無期限で、マイルに移行する際のポイント数の制限もないので、大きく貯められます。搭乗の際のボーナスマイルの掛け率も、ANAアメックスの10%から25%に上がります。
 
入会時とカード更新時のボーナスマイルも、1,000円から2,000円に上がります。カードの機能としては、通常のアメックスゴールドと比べて落ちる部分があります。
 
・プライオリティ・パス
・ダイニングby招待日和
・家族カード1枚年会費無料
 
以上のサービスはありません。
 
ただし、海外旅行傷害保険については、これ1枚で家族揃って安心できるレベルにあります。
 

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード

 
世間からも高いステータスに定評があるアメックスカードですが、航空会社提携のカードの場合、先にご紹介したANAアメリカン・エキスプレス・カードのように実用的なカードも多くあります。
 
デルタ航空提携のアメックス一般カードが、デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カードです。これもまた、実用的な1枚です。
 年会費について

  • ✓年会費13,200円(税込)
  • ✓家族カード1枚目無料
  • ✓家族カード2枚目以降年会費6,600円(税込)

 
このカードは申込前に、デルタ航空のマイレージ会員になっておく必要があります。デルタ航空スカイマイル上級会員資格であるシルバーメダリオンに、入会から1年、無条件で加入できるというのが最大の売り物です。シルバーメダリオンは、2年目以降は年間100万円のカード利用で維持できる資格で、次の特典があります。
 特典

  • ✓専用チェックインエリアで優先チェックイン
  • ✓国際線の「デルタ・コンフォートプラス」に空席があれば無料グレードアップ可

 
利用額100円につき1マイルが直接貯まりますので、移行手続きはありません。ポイントは無期限です。デルタ航空のマイルは、スカイチームの各航空会社でも便利に使えます。
 

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

 
デルタ航空提携のゴールドカードは、一般カードとは海外旅行傷害保険の補償充実やラウンジ利用などの差があります。搭乗に関しての差は、デルタ航空スカイマイル上級会員資格ゴールドメダリオンに、入会から1年、無条件で加入できる点です。
 年会費について

  • ✓年会費28,600円(税込)
  • ✓家族カード1枚目無料
  • ✓家族カード2枚目以降年会費13,200円(税込)

 
特典は次の通りです。
 特典

  • ✓直接発券手数料無料
  • ✓専用チェックインエリアで、優先チェックイン
  • ✓搭乗、荷物取扱い、空席待ちの優先
  • ✓デルタ・コンフォートプラスの空席に無料グレードアップ

 
2年目からは、年間カード利用150万円で資格を維持できます。
 

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード

 
マイルを貯める実益特化型のカードが、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードです。
 年会費について

  • ✓年会費11,000円(税込)
  • ✓家族カード5,500円(税込)

 
ポイント無期限で貯められ、15の航空会社のマイルに手数料なく移行できるカードです。ANAアメックスとどちらか迷う人が多いでしょう。
 
ただしこのスカイ・トラベラー・カードでは、ANAマイルに移行する場合のみ、参加登録費用が5,500円(税込)必要です。
 
ANA以外のマイルを貯めたい人に、スカイ・トラベラー・カードは向いています。その他、マイル移行対象になっていないJALも含めた26社の航空券購入の際、ポイント3倍となる(スカイ・トラベラー3倍ボーナス)サービスも見逃せません。
 

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード

 
スカイ・トラベラー・カードの上級版がこの、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードです。スカイ・トラベラー・カードが青いデザインなのに対し、このプレミアカードは赤いデザインとなっています。
 年会費について

  • ✓年会費38,500円(税込)
  • ✓家族カード年会費19,250円(税込)

 
プレミアカードの年会費はスカイ・トラベラー・カードの3倍以上しますが、違いは次の点にあります。
 

スカイ・トラベラー5倍ボーナス

これ以外の機能の差は、ボーナスポイントが違う程度で、他にほとんどありません。クレジットカード自体の特典があるということもありません。
それにしては年会費がずいぶん違うという印象ですが、よく使う人にとっては、航空券購入時のボーナスが3倍から5倍になるだけで、プレミアカードに十分価値があるわけです。
 

スターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード

 
スターウッド・ホテル&リゾートは世界最大級のホテルチェーンでしたが、現在はマリオット傘下です。
 
今はなきスターウッドの名称を残しているのが、「スターウッド プリファード ゲストアメリカン・エキスプレス・カード」です。マリオット系列ホテルでも特典があります。
 年会費について

  • ✓年会費34,100円(税込)
  • ✓家族カード年会費17,050円(税込)

 
アメックスゴールド並みの年会費ですが、特典はほぼホテル関係のものです。とはいえ、ホテルを数多く使う人には大変魅力的です。
 特典

  • ✓マリオットボンヴォイ会員資格「ゴールドエリート」提供
  • ✓アジア太平洋地域の特典参加ホテル内レストラン・バーの飲食代金15%オフ
  • ✓毎年のカード継続時に、無料宿泊特典プレゼント

 
ゴールドエリート資格では、次の特典(一部抜粋)が得られます。
 ゴールドエリート資格特典

  • ✓チェックアウト時間を14:00に
  • ✓空き室状況によりアップグレード
  • ✓プレミアムWi-Fi

 
このカードで貯まるマリオットのポイントを、有利なボーナス付きで航空会社のマイルに移行するのも有利な利用法です。
 

ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード

 
ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カードは、ライセンスカードでないプロパーアメックスには珍しく、特定商業系列との提携カードです。
 
阪急・阪神百貨店で便利な1枚です。貯まるポイントもアメックスのものではなく、阪急阪神グループのプログラムです。還元率は高く、阪急・阪神百貨店で10%、一般加盟店で1.0%です。
 年会費について

  • ✓年会費15,400円(税込)
  • ✓家族カード年会費7,700円(税込)

 
年会費はゴールドカードのクラスですが、ゴールドカードの機能は特にありません。ですがポイント還元率が非常に高いので、阪急・阪神百貨店のヘビーユーザーならば、年会費は軽く取り返せるでしょう。
 

アメリカン・エキスプレス・カードのメリット

  • ポイントをマイル交換する際の交換レートがよい他社のカードで航空会社との提携カードはマイル交換レートが0.5%で、プロパーカードよりもレートが高く設定されています。アメリカン・エキスプレス・カードにおいては、他社航空会社提携カードと同じ0.5%の交換レートとなり、強みとなっています。
  • 空港でのサービスが充実全カードに充実の空港サービスがついています。
    • ・国内外30ヶ所の空港ラウンジが同伴者1名様まで無料で利用できる。
    • ・国内外1,000ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが年会費無料で利用できる。
    • ・手荷物無料宅配サービスが利用できる(成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港)。
    • ・無料ポーターサービスが利用できる(成田国際空港、関西国際空港)。
  • ボーナスポイントパートナーズでは2~10倍のポイントが貯まる「ボーナスポイントパートナーズ」では衣類、日用品、レストラングルメサイトなどたくさんの店舗が掲載されています。店舗に応じて2~10倍のポイントが貯まります。高級レストランや高級旅館の掲載ラインナップも充実しており、アメックスならではの特典と言えます。
  • ポイントの有効期限が無期限になるほとんどのカードのポイントは有効期限があります。メンバーシップ・リワードのポイントの有効期限は3年ですが、一度でもポイント利用をすると有効期限が無期限になります。ポイント利用先も多彩ですので、交換をしない手はありません。

まとめ

種類としては、多くある中の一部を抜粋してご紹介しました。年会費がかかる分、無料のクレジットカードと比べてややハードルは高いかもしれませんが、本当に必要な特典であったり充実したサービスが多いのがアメックスの特徴でしょう。
 
一度、ご検討してみてはいかがでしょうか。